平成14年12月23日(祝) |
東京都千代田区「談話室GO」 |
持ち時間 5分切れ30秒 |
先手 芹田 修 |
後手 高木昭午 |
記録 小林研一郎
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今年最後となる「ザ・将棋OB・OG会」は、 スイス方式リーグ戦を採用。そして決勝戦は 今回初参加の芹田氏と、4回連続決勝進出 の高木氏との間で行われた。 |
▲7六歩 | △3四歩 | ▲6六歩 | △8四歩 |
▲7八飛 | △8五歩 | ▲7七角 | △6二銀 |
▲6八銀 | △4二玉 | ▲4八玉 | △3二玉 |
▲1六歩 | △1四歩 | ▲3八銀 | △5四歩 |
▲3九玉 | △5二金右 | ▲5八金左 | △5三銀 |
▲5六歩 | (第1図) |
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第1図以下の指し手 |
| △2四歩 | ▲4六歩 | △2三玉 |
▲2八玉 | △3二銀 | ▲3六歩 | △1二玉 |
▲5七銀 | △2三銀 | ▲4七金 | △3二金 |
▲2六歩 | △4四歩 | ▲5九角 | △9四歩 |
▲9六歩 | △4三金右 | (第2図) |
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第2図以下の指し手 |
▲2七銀 | △4二銀 | ▲7五歩 | △8四飛 |
▲7六飛 | △3三銀 | ▲3八金 | △3一角 |
(第3図) |
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第3図以下の指し手 |
▲4八銀 | △5三金 | ▲6五歩 | △6四歩 |
▲3七銀 | △6五歩 | ▲4八角 | △4三金寄 |
(第4図) |
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第4図以下の指し手 |
▲7四歩 | △同 飛 | ▲同 飛 | △同 歩 |
▲6一飛 | (第5図) |
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局後の検討によれば、この将棋の勝負所 はどうやらこの第5図周辺だったらしい。 芹田氏も「▲6一飛は苦心の一着。選択技を 増やし相手を迷わせる。結果的には勝因と なった。」とコメント。 |
第5図以下の指し手 |
| △6九飛 | ▲7七桂 | △7三桂 |
▲8四角 | △6六歩 | ▲7三角成 | △6七歩成 |
▲7四馬 | (第6図) |
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一方敗れた高木氏は「△6九飛は悪手で した。」と感想を述べている。がしかし、第6 図では△6三歩(竹之内氏指摘)という手が あったよう。 |
第6図以下の指し手 |
| △6六歩 | ▲4一馬 | △7五角 |
▲9一飛成 | (第7図) |
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第7図以下の指し手 |
| △2二玉 | ▲8五馬 | △4二角 |
▲6五桂 | △9九飛成 | ▲5三香 | (第8図) |
迎えた第7図が最後の勝負所だったようで △5七と▲同金△6七歩成(竹之内氏指摘) という勝負手があったよう。 |
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第8図以下の指し手 |
| △8八竜 | ▲5二香成 | △6四角 |
▲6一竜 | △8七竜 | ▲6三馬 | △9七角成 |
▲5三桂成 | △同 金 | ▲同成香 | △5七と |
▲同 金 | △同 竜 | ▲4三金 | △3一金打 |
▲6四歩 | △4五歩 | ▲3三金 | △同 桂 |
▲4四桂 | (第9図) |
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第9図以下の指し手 |
| △4六歩 | ▲3二桂成 | △同 金 |
▲4八金打 | △8七竜 | ▲4二成香 | (投了図) |
まで103手で芹田氏の勝ち |
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最後の金打は実に辛く勉強になりました。
[2002年12月26日/文責:飯島勉] |
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