2月14日放送のNHK杯は面白かったですね。
図はその終盤戦。後手の行方八段が2二の玉を1一に引いたところです。
△1一玉は、駒をください。その換わり手番が来たら詰ましますよという終盤のテクニックですね。
でも、先手はここで▲3三金とすれば明快な勝ちだったようです。△同金も△同桂も後手玉はピッタリ詰んでしまいます。そうかといって、詰めろも振り解けません。
少し前では、千日手を狙うのが最善だったのかもしれませんね。
最新の定跡・研究にも載せましたのでよければご覧ください。